※本記事には広告(PR)を含みます。掲載内容は2026年9月4日時点で運営者が公式サイトを確認したものです。条件や料金は変更されることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
Strategy Consultant Bank(SCB)は、フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サービスです。数あるサービスのなかでこの1本を先に見るべきかどうかは、経歴のたった1点で決まります。公式サイトが「原則として大手コンサルティングファームでの勤務経験がある方のみが対象」と明記しているからです。
公認会計士・税理士である筆者が、独立を考える会計人の視点から、対象になるかの見極め方と、登録前に押さえておくべき契約条件を整理します。
- 自分が対象になるかを見極める3つの確認点
- 公式が明記している平均成約単価と入金サイクル(ここを公開しているサービスは多くない)
- 会計士が注意すべき稼働率と資金繰りの論点
- 筆者が見つけた気になる点も隠さず書いています
先に結論を知りたい方は対象になるかの見極めから読んでください。
結論:この順番で確認すれば、登録するかどうかは決まる
公式FAQは「基本的には大手コンサルティングファームでの勤務経験がある方のみを対象とさせていただいております」としつつ、「お持ちのスキル・ご経験・ご希望条件によっては、ご面談をさせていただくケースもあります」とも記載しています。微妙な経歴こそ、面談で直接確認する価値があります。
公式FAQによれば週4〜5日稼働を求められる案件が7〜8割で、副業向けの週1〜3日案件は全体の1割程度とされています。税理士業務と並行するなら、ここが最初の制約になります。
入金は40日サイクル(毎月末請求・翌々月10日支払)と公式に明記されています。独立直後にこの条件で回せるかを先に確かめてください。
基本情報
| 運営会社 | 株式会社Groovement(東京都渋谷区神南1-23-14) |
|---|---|
| 設立 | 2021年2月19日/資本金15,000,000円/非上場 |
| サービス性質 | 業務委託案件の紹介のみ(同社は別ブランドで転職支援も実施) |
| 対象者 | 原則、大手コンサルティングファームでの勤務経験がある方。登録は面談による審査制 |
| 年齢制限 | なし(公式FAQに「20〜60代まで幅広くご成約実績があります」と記載) |
| 実績 | 累計紹介案件数2,000件突破(2024年10月現在)/戦略・業務系の上流案件が8割 |
| 単価 | 訴求は月額150万〜200万円前後。公式FAQでは「120〜200万円/月」「実際の平均成約単価は140〜150万円/月」 |
| 契約形態 | 同社が受託した業務を再委託する形が基本 |
| 契約期間 | 概ね初回2か月・以降3か月単位。源泉徴収は個人への委託時に対応、常駐先までの交通費は契約金額に含む。法人契約も可 |
| 入金サイクル | 40日サイクル(毎月末請求・翌々月10日支払) |
| リモート | 約8割の案件が基本リモート稼働 |
公式サイトで対象条件と契約条件を確認できます(2026年9月4日時点の公式表示)![]()
単価は「公称」と「平均成約」の2つが公開されている
SCBは単価について2種類の数値を公開しています。訴求上の表現は「月額150万〜200万円前後の高単価案件を中心にご紹介」ですが、FAQでは「実際の平均成約単価は140〜150万円/月」と記載しています。
訴求値と実績値の両方を出している点は誠実です。多くのサービスは上限値だけを掲げます。実際に受け取れる水準の目安が分かることは、独立の意思決定において重要な情報です。
ただし、フリーランスの年収は「単価×稼働率×稼働月数」で決まります。週4〜5日案件が7〜8割という構成を踏まえると、税理士業務と並行して稼働率を落とす使い方には、案件の選択肢が限られることになります。
入金40日サイクルが意味すること
入金サイクルは公式に明記されています。毎月末に請求し、支払は翌々月10日です。
条件が明記されていれば、事前に資金計画を立てられます。この一点だけでも、公開しているサービスを選ぶ理由になります。
率直に申し上げると、入金40日サイクルは決して短くありません。顧問料が毎月入る税理士業務と、この種の案件を組み合わせる場合は、キャッシュフローの設計を先に行うべきです。
案件の紹介は保証されない
公式FAQには「案件は必ず紹介して頂けるのでしょうか?」という問いに対し、「お約束は致しかねます」と明記されています。また「エンドクライアント様については、企業様との打ち合わせ実施までは開示できないケースが多い」とも記載されています。
これは案件紹介サービス全般に共通する構造ですが、明記されている点は誠実といえます。登録=案件確保ではないことを前提に、複数のルートを並行して確保しておくのが実務的です。
向いている人・注意が必要な人
以下は公式サイトに記載されている内容から整理したものです。サービスの対象範囲は各社が定めており、公表されていない条件が設けられている場合もあります。登録の前に、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
向いている人
- 大手コンサルティングファーム出身で独立している、または独立準備中の方
- BIG4のFAS・アドバイザリー部門を経験した公認会計士
- 月額120〜200万円規模の案件で、週4〜5日稼働ができる方
- リモート中心で働きたい方(約8割の案件が基本リモートとされています)
- 入金サイクル・契約条件を事前に把握してから始めたい方
注意が必要な人
- 大手コンサルティングファームでの勤務経験がない方(公式サイトが対象を限定しています)
- 監査業務のみの経験で独立した会計士(コンサル経験として評価されるかは面談での確認が必要です)
- 税理士業務と並行し、週1〜2日程度の稼働を希望する方(副業向け案件は全体の約1割です)
- 入金まで2か月以上待つ運転資金の余裕がない方(40日サイクルのため独立直後は資金繰りに注意が必要です)
気になった点も書いておきます
- 主要実績である「累計紹介案件数2,000件突破」は2024年10月現在の表記のままで、2026年9月時点でも更新されていません
- 同社が運営する姉妹サービス「IT Consultant Bank」とFAQの回答文が完全に同一で、実質的に同一の運営体制で複数ブランドを展開している構造です
どちらもサービスの良し悪しを決めるものではありませんが、比較検討の材料としては知っておいてよい点です。
よくある質問
- 監査法人出身の公認会計士は対象になりますか
-
公式サイトが対象としているのは「大手コンサルティングファームでの勤務経験がある方」です。監査業務のみの経験がこれに該当するかは公表されていません。ただしFAQには、スキル・経験・希望条件によっては面談を実施するケースもあると記載されています。判断が分かれる経歴の場合こそ、面談で直接確認するのが早いです。
- 税理士業務と並行して使えますか
-
構造的には難しい面があります。公式FAQによれば週4〜5日稼働の案件が7〜8割で、週1〜3日の案件は約1割です。並行を前提にするなら、案件の選択肢がかなり絞られることを見込んでおいてください。
- 登録すれば案件を紹介してもらえますか
-
公式FAQに「お約束は致しかねます」と明記されています。登録は案件確保ではなく、選択肢を1本増やす行為だと考えるのが実務的です。
- IT Consultant Bankとの違いは何ですか
-
同じ株式会社Groovementが運営する姉妹サービスで、扱う案件領域が異なります。IT・DX・SAP領域を中心に見たい場合はそちらが対応します。詳しくはIT Consultant Bankの記事で整理しています。
まとめ
- 対象は大手コンサルファーム出身者に限定。ここに該当するかが最初の分かれ目
- 平均成約単価140〜150万円/月・入金40日サイクルを公式に明記。期待値のズレが生じにくい設計
- 週4〜5日案件が7〜8割。税理士業務と並行する使い方には向きにくい
- 案件紹介は保証されない。複数のルートを並行して確保しておく
- 経歴が該当するか微妙なら、面談で直接確認するのが早い
Strategy Consultant Bankに登録して案件を確認する
公式サイトで対象条件・単価・契約条件を確認できます(2026年9月4日時点の公式表示)![]()
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出典と確認日
本記事の事実関係は、2026年9月4日に運営者が以下で確認しました。Strategy Consultant Bank 公式サイト(トップページ・よくあるご質問)/株式会社Groovement 会社概要。各社サービスへの直接リンクは、記事内の導線を1本に集約するため置いていません。単価・契約条件・実績値は変更されることがあります。本記事は一般的な情報提供であり、個別の契約や独立の判断についての助言ではありません。
