※本記事には広告(PR)を含みます。掲載内容は2026年8月時点で運営者が公式サイトを確認したものです。最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。
「フリーコンサルBiz」を調べてこのページにたどり着いた方に、まず結論をお伝えします。このサービスは現在「AXIS Solutions」という名称になっており、運営は東証グロース上場のアクシスコンサルティング株式会社です。本記事では、名称変更の経緯と、独立した会計人が業務委託案件を確保する際の実務的な論点を、公認会計士・税理士である筆者が整理します。
フリーコンサルBizの基本情報
名称の変遷を整理する
検索結果に「フリーコンサルBiz」の情報が多く残っているため、経緯を整理しておきます。
2020年6月:
アクシスコンサルティングが個人向け・企業向けの2部構成サイトを「フリーコンサルBiz」としてリニューアル
2025年7月1日:
コーポレートリブランディングを実施。サービス名を統一し、転職支援は「AXIS Agent」、案件紹介は「AXIS Solutions」へ
現在:
公式サイト内に「フリーコンサルBiz」という表記は存在しない(運営者がサイト内全文検索で確認)
URLは引き続き free-consul.biz が使われているため、旧名称で検索しても同じサービスに到達します。ただしネット上のレビュー記事の多くは名称変更前に書かれたものであり、現在の情報とは前提が異なる可能性があります。
独立した会計人が案件を確保する3つのルート
会計士・税理士が独立した後、収入源を確保する方法を整理すると次の3つになります。それぞれ性質が異なります。
顧問契約:
継続収入が積み上がる。ただし立ち上がりに時間がかかる
スポット業務:
相続・株価算定・IPO支援など。単価は高いが継続性がない
業務委託のコンサル案件:
月額単価で稼働。まとまった収入になるが、稼働時間を拘束される
AXIS Solutionsのような案件紹介サービスは3つ目に該当します。顧問契約が積み上がるまでの期間、収入の柱として機能するという位置づけです。
会計士としての実感を述べると、独立直後に最も困るのは「収入がゼロの月が発生すること」です。月額100万円台の案件を1本持っていれば、その間に顧問先を開拓する余裕が生まれます。この使い方は現実的な戦略です。
このサービス固有の特徴:正社員に戻る道も用意されている
運営元のアクシスコンサルティングは、正社員転職(AXIS Agent)と案件紹介(AXIS Solutions)の両方を運営しています。公式サイトはこれを「フリーランス⇔正社員のハイブリッドなキャリア支援」と表現しています。
独立した会計人にとって、この構造には意味があります。独立は不可逆な決断ではありません。案件が途切れた、組織で腰を据えて働きたくなった、という理由で正社員に戻る選択は実際にあります。同一社内で両方を扱っていれば、状況に応じて相談内容を変えられます。
ただし窓口は明確に分かれています。正社員転職を希望する場合にフリーコンサル側の窓口から申し込むと、転職支援サービスの対象外となる点にご注意ください。
単価表記の読み方(会計人向けの計算)
掲載案件の単価はすべて「スキル見合いで〜◯◯万円/月(税別)(100%稼働時単価)以内で検討」という上限提示型です。会計人であれば、次の計算を必ず行ってください。
年間実収入 = 月額単価 × 稼働率 × 稼働月数 − 経費・税負担
月200万円の案件でも、稼働率50%で年8か月なら年間800万円です。さらに個人事業主であれば国民健康保険・国民年金、消費税(課税事業者の場合)、所得税・住民税を自分で負担します。会社員時代の額面年収とは比較の土台が違います。
なお公開案件は運営者の確認時点で43件と限定的で、非公開案件が前提の設計です。中間マージン率・支払いサイトは公表されていません。
向いている人・対象外になりうる人
公式サイトに記載されている内容から整理します。サービスの対象範囲は各社が定めており、公表されていない条件が設けられている場合もあります。登録の前に、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
向いている人
- コンサルティングファーム出身、またはコンサル業務歴3年以上で独立している方
- 会計士・税理士として独立し、顧問契約が積み上がるまでの収入の柱を確保したい方
- 将来的に正社員へ戻る可能性も残しておきたい方
- リモート中心の案件を希望する方
- 関西・中部エリアでの案件も視野に入れたい方(大阪オフィスがあります)
対象外・注意が必要な人
- コンサルティング業務の経験がない方(公式サイトはフリーコンサルタント向けサービスと位置づけています)
- 正社員転職が主目的の方(同社のAXIS Agentが窓口です)
- 税理士業務と並行して稼働率を大きく下げたい方(単価は100%稼働前提の提示です)
- 案件を多数比較してから登録したい方(公開案件は限定的です)
会計人の目線での評価
「フリーコンサルBiz」という名前で検索している方にとって最も重要な情報は、サービスが現存し、名称が変わっただけであるということです。サービス終了ではありません。
会計人が独立後にこの種のサービスを使う意義は、収入の谷を埋めることにあります。税理士業務は12月から5月に業務が集中し、それ以外の期間に余力が生まれます。この余力を月額案件に充てるという設計は、キャッシュフローの平準化として合理的です。
ただし注意点として、常駐に近い稼働を求められる案件が多いため、顧問先を持ちながらの並行は簡単ではありません。稼働率を下げられる案件があるか、面談時に具体的に確認することをおすすめします。
まとめ
「フリーコンサルBiz」は現在AXIS Solutionsという名称で、東証グロース上場のアクシスコンサルティングが運営しています。独立した会計人にとっては、顧問契約が積み上がるまでの収入の柱として現実的な選択肢です。正社員転職の窓口とは分かれている点、単価が100%稼働時の上限提示である点にご留意ください。
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