株式会社ヤマザワの平均年収は530.6万円|有報で見る年収推移・勤続年数・働きやすさ【2026年2月期】

株式会社ヤマザワの平均年収・勤続年数(有価証券報告書のデータ)

※本記事は株式会社ヤマザワが提出した有価証券報告書(2026年2月期・EDINET書類番号 S100Y6JY)にもとづきます。数値はすべて同報告書の開示値で、当サイトによる推計は含みません。

株式会社ヤマザワ(証券コード9993・小売業)の2026年2月期有価証券報告書から、平均年収・勤続年数・多様性の実数と、会社自身が掲げる人材方針を並べて整理します。求人票にも口コミサイトにも載っていない、会社が法定開示した数字です。

目次

株式会社ヤマザワの平均年収は530.6万円(2026年2月期)

項目株式会社ヤマザワ全上場の中央値
平均年間給与530.6万円661.2万円
平均年齢41.8歳41.5歳
平均勤続年数17.5年12.6年
生え抜き度88.4%64.4%
従業員数(提出会社/連結)816名/1,107名―
女性管理職比率6.4%8.8%
男性育児休業取得率83.3%81.8%
男女の賃金差異(全労働者)61.8%70.1%
全上場3,772社中3,077位、小売業319社中175位。生え抜き度=平均勤続年数÷(平均年齢−22)。高いほど新卒中心の構成であることを示す当サイトの独自指標です。

この530.6万円は平均年齢41.8歳時点の、管理職も含めた全従業員の平均です。20代であればこれより低く、管理職であればこれより高くなります。そのうえで、同社の平均年齢は全上場の中央値41.5歳より0.3歳高いため、同じ年齢帯で比べれば水準の見え方は変わります。

年収は5年でどう変わったか

平均年間給与の推移(株式会社ヤマザワ)有価証券報告書ベース。提出会社(単体)の全従業員平均。400500600700800万円全上場の中央値 661.2万円2022年2月期 486.1万円2022/2486.12023年2月期 484.4万円2023/22024年2月期 488.5万円2024/22025年2月期 499.3万円2025/22026年2月期 530.6万円2026/2530.6
出典:EDINET提出の有価証券報告書。点にカーソルを合わせると各年の金額が出ます。
決算期平均年間給与前年比平均年齢平均勤続従業員数
2022年2月期486.1万円―43.6歳18.2年862名
2023年2月期484.4万円-0.4%43.4歳18.2年865名
2024年2月期488.5万円+0.9%40.8歳17.5年984名
2025年2月期499.3万円+2.2%41.7歳17.0年952名
2026年2月期530.6万円+6.3%41.8歳17.5年816名
2022年2月期〜2026年2月期(4年間)の変化率 +9.1%、年平均成長率(CAGR)2.2%。従業員数は提出会社(単体)ベース。

株式会社ヤマザワは長く働ける会社か

離職率は有価証券報告書にはほとんど載りません。ただし従業員数の増減と平均勤続年数の変化を組み合わせると、定着の方向は読めます。同社は4年で従業員数-5.3%・平均勤続-0.7年、すなわち「減員×勤続短縮」型です。

人員が減り平均勤続も縮んでいます。流出が起きている可能性があるため、面接で背景を確認したいところです。生え抜き度88.4%は全上場の中央値64.4%を上回ります。新卒中心の構成です。

従業員数と平均勤続年数(2022年2月期=100)単位の違う2つを同じ軸で見るため、初年度を100とした指数にしています。従業員数平均勤続年数80921051181302022年2月期 従業員数 指数100.02023年2月期 従業員数 指数100.32024年2月期 従業員数 指数114.22025年2月期 従業員数 指数110.42026年2月期 従業員数 指数94.7952022年2月期 平均勤続年数 指数100.02023年2月期 平均勤続年数 指数100.02024年2月期 平均勤続年数 指数96.22025年2月期 平均勤続年数 指数93.42026年2月期 平均勤続年数 指数96.2962022/22023/22024/22025/22026/2
2本の線が開くほど、人員の増減と定着の方向が食い違っていることを示します。

女性管理職比率・男性育休取得率

女性管理職比率6.4%(中央値8.8%)は中央値を下回っています。男性育児休業取得率83.3%(中央値81.8%)は中央値を上回っています。男女の賃金差異61.8%(中央値70.1%)は中央値を下回っています。

方針は方向性を示すもので、数値は結果です。両者に差があること自体が問題とは限りませんが、面接で確認する材料にはなります。

会計・経理として株式会社ヤマザワに入るとどうか

会計人が事業会社の管理部門を検討するとき、「その会社の経理はどんな仕事になるのか」は求人票からは読み取れません。当サイトでは連単倍率(連結従業員数÷提出会社の従業員数)を目安に使っています。

項目人数・倍率
連結従業員数1,107名
提出会社の従業員数816名
連単倍率1.36倍(全上場の中央値2.20倍)

1.36倍は単体中心の構成で、グループの大半が本体に属していることを示します。連結決算やグループ管理の負荷は相対的に軽く、単体決算・開示・管理会計を軸に経験を積む職場になりやすいと考えられます。

株式会社ヤマザワが掲げる人材方針

有価証券報告書のサステナビリティに関する記載から、人材に関する部分を抜き出します。

  • 「グループ経営理念において、従業員一人一人が輝く企業を目指すことを掲げているように、当社にとって人材は、お客様に選ばれ続け、地域の皆様に貢献し続ける上での必要不可欠な経営資源であると考えています。」
  • 「(ア)人材育成方針今期の事業面での重点施策として、主として以下のような項目を掲げています。」

同社が有価証券報告書で言及しているテーマは人材育成方針/社内環境整備方針/資格取得支援/専門人材/経営人材・後継者計画/健康経営です。言及がない領域は、開示していないという事実として受け止めてください。

有価証券報告書では分からないこと

ここまでの数値は有報の開示値であり信頼性は高い一方、転職判断に必要な情報のすべてを有報が持っているわけではありません。

  • 残業時間・有給取得率(有価証券報告書には通常記載がありません)
  • 部署ごとの実態。平均値は全社の平均であり、経理・開発・営業で働き方は大きく異なります
  • 選考プロセス・求められる経験。中途採用の実際の基準は公開されていません
  • 職場の雰囲気・上司との相性

これらは口コミサイトや、実際にその会社へ人を送っている転職エージェントに聞くのが確実です。有報で「数字の輪郭」を掴んだうえでエージェントに「中身」を確認する、という順番が効率的です。

会計・経理職で株式会社ヤマザワを検討している人へ

有価証券報告書で分かるのは会社全体の数字までです。経理・財務のポジションがあるか、想定される年収、配属先の業務範囲は、求人情報を見るまで分かりません。次のページで、確かめる順番と相談先を整理しています。

面接で確認したい6つのこと

「離職率を教えてください」は誰でも聞けます。有価証券報告書を読んだ人にしか聞けない質問は、それ自体が志望度の高さを伝えます。

  1. 人員の減少について
    4年で従業員が-5.3%、平均勤続も-0.7年と、ともに縮んでいます。背景と、足元の採用・定着の状況を教えてください
  2. 女性管理職について
    比率6.4%は全上場の中央値8.8%を下回っています。登用のパイプラインはどう設計されていますか
  3. 管理部門の業務範囲について
    連単倍率が1.36倍ですが、経理部門は連結・単体それぞれにどの程度の人員を割いていますか。簿記や税務の知識は評価や配属にどう反映されますか
  4. 給与水準について
    直近4年の平均年間給与は年平均2.2%で推移しています。今後の賃上げ方針と、評価による差のつき方を教えてください
  5. 中途入社の受け入れについて
    生え抜き度88.4%は全上場の中央値64.4%を大きく上回り、新卒中心の構成とみられます。中途入社者が管理職ポジションに就いた実績はありますか
  6. 男女の賃金差異について
    61.8%は全上場の中央値70.1%を下回っています。職掌や勤続年数の違いによるものか、同一等級内でも差があるのか、要因の分析はされていますか

よくある質問

Q. ヤマザワの平均年収はいくらですか?
A. 2026年2月期時点の有価証券報告書によると、提出会社の平均年間給与は530.6万円です。全上場企業の中央値661.2万円に対して下の水準で、小売業319社中175位です。

Q. ヤマザワの平均年齢と平均勤続年数は?
A. 平均年齢41.8歳、平均勤続年数17.5年です(全上場の中央値は41.5歳・12.6年)。上記の平均年収は、この平均年齢時点での全従業員の平均です。

Q. ヤマザワの年収は上がっていますか?
A. 2022年2月期の486.1万円から2026年2月期の530.6万円へ+9.1%変化しています(年平均成長率2.2%)。

Q. ヤマザワは女性が働きやすい会社ですか?
A. 女性管理職比率は6.4%で、全上場の中央値8.8%に対し低めの水準です。男女の賃金差異や男性育児休業取得率とあわせて記事本文で整理しています。

Q. ヤマザワの経理・管理部門はどのような仕事になりますか?
A. 連結従業員数を提出会社の従業員数で割った連単倍率は1.36倍です(全上場の中央値2.20倍)。単体中心の構成で、連結決算の負荷は相対的に軽いと考えられます。

数値の見方と注意点

  • 平均年間給与は提出会社(単体)ベースで、賞与および基準外賃金を含み、管理職も含んだ全従業員の平均です。連結グループ全体の水準ではありません。
  • 平均年齢・勤続年数の構成が会社ごとに違うため、金額だけの単純比較は実態を見誤ります。本記事で平均年齢を併記しているのはこのためです。
  • 女性管理職比率・男性育児休業取得率・男女の賃金差異は、集計範囲(連結/単体、正規/非正規)の定義が会社ごとに異なる場合があります。

出典:EDINET提出の有価証券報告書(株式会社ヤマザワ/2026年2月期/書類番号 S100Y6JY)。

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