このツールで分かること
- 定着:平均勤続年数、生え抜き度、そして直近5年の「人員動態」(従業員数の増減と勤続年数の変化の組み合わせ)
- 多様性・両立:女性管理職比率、男性育児休業取得率、男女の賃金差異
- 経理としての環境:連単倍率(連結従業員数÷提出会社の従業員数)。高いほど連結決算・グループ管理の比重が大きい
- 給与:平均年間給与と、直近5年の年収成長率
独自の指標について
生え抜き度は、平均勤続年数÷(平均年齢−22)で計算した当サイトの独自指標です。全上場の中央値は64.4%で、これより低い会社は中途の流入が多い構成といえます。転職者にとっては「入りやすさ」の目安になります。
連単倍率は、連結従業員数を提出会社の従業員数で割ったものです。全上場の中央値は2.20倍。倍率が高いほどグループの裾野が広く、連結決算・グループ管理・子会社の開示に関わる比重が大きいと考えられます。求人票からは絶対に読み取れない、経理の仕事の性格がここに出ます。
人員動態は、離職率が有価証券報告書にほとんど載らないことへの対処です。従業員数の増減と平均勤続年数の変化を組み合わせると、定着の方向は読めます。「増員しながら勤続も伸びている」会社と「増員しているが勤続は縮んでいる」会社では、入ってからの景色が違います。
使うときの注意
- 絞り込むほど「その項目を開示している会社」に偏ります。女性管理職比率は71%、男性育休は64%、男女の賃金差異は68%の会社しか開示していません。開示していないことは、実績が悪いことを意味するとは限りません。
- 平均年間給与は提出会社(単体)ベースで、賞与・基準外賃金を含み、管理職も含んだ全従業員の平均です。連結グループ全体の水準ではありません。
- 純粋持株会社は提出会社の従業員が数名しかいないことがあり、平均年収が実態と離れます。初期設定で50名未満を除いています。
- 残業時間・有給取得率・選考プロセスは有価証券報告書には載りません。数字の輪郭を掴んだうえで、口コミサイトや転職エージェントで中身を確認してください。
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