ディーブイエックス株式会社の平均年収は680.9万円|有報で見る年収推移・勤続年数・働きやすさ【2026年3月期】

※本記事はディーブイエックス株式会社が提出した有価証券報告書(2026年3月期・EDINET書類番号 S100YL91)にもとづきます。数値はすべて同報告書の開示値で、当サイトによる推計は含みません。

ディーブイエックス株式会社(証券コード3079・卸売業)の2026年3月期有価証券報告書から、平均年収・勤続年数・多様性の実数と、会社自身が掲げる人材方針を並べて整理します。求人票にも口コミサイトにも載っていない、会社が法定開示した数字です。

目次

ディーブイエックス株式会社の平均年収は680.9万円(2026年3月期)

項目ディーブイエックス株式会社全上場の中央値
平均年間給与680.9万円661.2万円
平均年齢39.5歳41.5歳
平均勤続年数8.1年12.6年
生え抜き度46.3%64.4%
従業員数(提出会社/連結)361名/378名
女性管理職比率3.2%8.8%
男性育児休業取得率42.9%81.8%
男女の賃金差異(全労働者)46.4%70.1%
全上場3,772社中1,688位、卸売業303社中146位。生え抜き度=平均勤続年数÷(平均年齢−22)。高いほど新卒中心の構成であることを示す当サイトの独自指標です。

この680.9万円は平均年齢39.5歳時点の、管理職も含めた全従業員の平均です。20代であればこれより低く、管理職であればこれより高くなります。そのうえで、同社の平均年齢は全上場の中央値41.5歳より2.0歳若いため、同じ年齢帯で比べれば水準の見え方は変わります。

年収は5年でどう変わったか

平均年間給与の推移(ディーブイエックス株式会社)有価証券報告書ベース。提出会社(単体)の全従業員平均。550600650700750万円全上場の中央値 661.2万円2022年3月期 607.2万円2022/3607.22023年3月期 636.0万円2023/32024年3月期 626.3万円2024/32025年3月期 647.6万円2025/32026年3月期 680.9万円2026/3680.9
出典:EDINET提出の有価証券報告書。点にカーソルを合わせると各年の金額が出ます。
決算期平均年間給与前年比平均年齢平均勤続従業員数
2022年3月期607.2万円38.3歳7.2年328名
2023年3月期636.0万円+4.7%38.6歳8.2年319名
2024年3月期626.3万円-1.5%39.3歳7.9年316名
2025年3月期647.6万円+3.4%39.5歳8.1年334名
2026年3月期680.9万円+5.1%39.5歳8.1年361名
5年間の変化率 +12.1%、年平均成長率(CAGR)2.9%。従業員数は提出会社(単体)ベース。

ディーブイエックス株式会社は長く働ける会社か

離職率は有価証券報告書にはほとんど載りません。ただし従業員数の増減と平均勤続年数の変化を組み合わせると、定着の方向は読めます。同社は5年で従業員数+10.1%・平均勤続+0.9年、すなわち「増員×定着伸長」型です。

人員を増やしながら平均勤続も伸びており、拡大と定着が両立しています。生え抜き度46.3%は全上場の中央値64.4%を下回ります。中途の比率が平均より高い構成です。

従業員数と平均勤続年数(2022年3月期=100)単位の違う2つを同じ軸で見るため、初年度を100とした指数にしています。従業員数平均勤続年数901001101201302022年3月期 従業員数 指数100.02023年3月期 従業員数 指数97.32024年3月期 従業員数 指数96.32025年3月期 従業員数 指数101.82026年3月期 従業員数 指数110.11102022年3月期 平均勤続年数 指数100.02023年3月期 平均勤続年数 指数113.92024年3月期 平均勤続年数 指数109.72025年3月期 平均勤続年数 指数112.52026年3月期 平均勤続年数 指数112.51122022/32023/32024/32025/32026/3
2本の線が開くほど、人員の増減と定着の方向が食い違っていることを示します。

女性管理職比率・男性育休取得率

女性管理職比率3.2%(中央値8.8%)は中央値を下回っています。男性育児休業取得率42.9%(中央値81.8%)は中央値を下回っています。男女の賃金差異46.4%(中央値70.1%)は中央値を下回っています。

方針は方向性を示すもので、数値は結果です。両者に差があること自体が問題とは限りませんが、面接で確認する材料にはなります。

会計・経理としてディーブイエックス株式会社に入るとどうか

会計人が事業会社の管理部門を検討するとき、「その会社の経理はどんな仕事になるのか」は求人票からは読み取れません。当サイトでは連単倍率(連結従業員数÷提出会社の従業員数)を目安に使っています。

項目人数・倍率
連結従業員数378名
提出会社の従業員数361名
連単倍率1.05倍(全上場の中央値2.20倍)

1.05倍は単体中心の構成で、グループの大半が本体に属していることを示します。連結決算やグループ管理の負荷は相対的に軽く、単体決算・開示・管理会計を軸に経験を積む職場になりやすいと考えられます。

有価証券報告書では分からないこと

ここまでの数値は有報の開示値であり信頼性は高い一方、転職判断に必要な情報のすべてを有報が持っているわけではありません

  • 残業時間・有給取得率(有価証券報告書には通常記載がありません)
  • 部署ごとの実態。平均値は全社の平均であり、経理・開発・営業で働き方は大きく異なります
  • 選考プロセス・求められる経験。中途採用の実際の基準は公開されていません
  • 職場の雰囲気・上司との相性

これらは口コミサイトや、実際にその会社へ人を送っている転職エージェントに聞くのが確実です。有報で「数字の輪郭」を掴んだうえでエージェントに「中身」を確認する、という順番が効率的です。

面接で確認したい6つのこと

「離職率を教えてください」は誰でも聞けます。有価証券報告書を読んだ人にしか聞けない質問は、それ自体が志望度の高さを伝えます。

  1. 男性育児休業について
    取得率42.9%は全上場の中央値81.8%を下回っています。足元でどのような施策が動いていますか
  2. 女性管理職について
    比率3.2%は全上場の中央値8.8%を下回っています。登用のパイプラインはどう設計されていますか
  3. 管理部門の業務範囲について
    連単倍率が1.05倍ですが、経理部門は連結・単体それぞれにどの程度の人員を割いていますか。簿記や税務の知識は評価や配属にどう反映されますか
  4. 給与水準について
    直近5年の平均年間給与は年平均2.9%で推移しています。今後の賃上げ方針と、評価による差のつき方を教えてください
  5. 中途入社の受け入れについて
    生え抜き度46.3%は全上場の中央値64.4%を大きく下回り、中途比率が高い構成とみられます。中途入社者の管理職比率や、入社後の立ち上がり支援はどうなっていますか
  6. 男女の賃金差異について
    46.4%は全上場の中央値70.1%を下回っています。職掌や勤続年数の違いによるものか、同一等級内でも差があるのか、要因の分析はされていますか

よくある質問

Q. ディーブイエックスの平均年収はいくらですか?
A. 2026年3月期時点の有価証券報告書によると、提出会社の平均年間給与は680.9万円です。全上場企業の中央値661.2万円に対して上の水準で、卸売業303社中146位です。

Q. ディーブイエックスの平均年齢と平均勤続年数は?
A. 平均年齢39.5歳、平均勤続年数8.1年です(全上場の中央値は42.1歳・14.5年)。上記の平均年収は、この平均年齢時点での全従業員の平均です。

Q. ディーブイエックスの年収は上がっていますか?
A. 2022年3月期の607.2万円から2026年3月期の680.9万円へ+12.1%変化しています(年平均成長率2.9%)。

Q. ディーブイエックスは女性が働きやすい会社ですか?
A. 女性管理職比率は3.2%で、全上場の中央値8.8%に対し低めの水準です。男女の賃金差異や男性育児休業取得率とあわせて記事本文で整理しています。

Q. ディーブイエックスの経理・管理部門はどのような仕事になりますか?
A. 連結従業員数を提出会社の従業員数で割った連単倍率は1.05倍です(全上場の中央値2.20倍)。単体中心の構成で、連結決算の負荷は相対的に軽いと考えられます。

数値の見方と注意点

  • 平均年間給与は提出会社(単体)ベースで、賞与および基準外賃金を含み、管理職も含んだ全従業員の平均です。連結グループ全体の水準ではありません。
  • 平均年齢・勤続年数の構成が会社ごとに違うため、金額だけの単純比較は実態を見誤ります。本記事で平均年齢を併記しているのはこのためです。
  • 女性管理職比率・男性育児休業取得率・男女の賃金差異は、集計範囲(連結/単体、正規/非正規)の定義が会社ごとに異なる場合があります。

出典:EDINET提出の有価証券報告書(ディーブイエックス株式会社/2026年3月期/書類番号 S100YL91)。

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