※本記事には広告(PR)を含みます。掲載内容は2026年8月時点で運営者が公式サイトを確認したものです。最新の条件は各社の公式サイトでご確認ください。
MyVisionは、コンサルティング業界への転職に特化したエージェントです。特徴的なのは利用者の8割以上がコンサル未経験という点で、業界経験者の転職支援というより「未経験からコンサルへ」を主戦場としています。公認会計士・税理士である筆者が、会計人がこの選択肢を検討する際の論点とあわせて整理します。
MyVisionの基本情報
| 運営会社 | 株式会社MyVision(東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー24階) |
|---|---|
| 設立 | 2022年6月(人材紹介事業の開始は2022年11月) |
| 資本金 | 1億円/上場はしていない(自社記事に「2028年の株式上場を目標」との記載) |
| 有料職業紹介事業許可番号 | 13-ユ-314719 |
| 利用者の属性 | コンサル未経験82%/コンサル経験あり18%(公式記載) |
| ネットワーク | 200社以上のコンサルファーム/紹介可能ポジション1,000超(時点注記なし) |
| 実績 | 累計支援人数8,000名以上(時点注記なし)/平均年収UP額156万円(2026年1月に内定承諾した方の平均値) |
| 費用 | 無料(企業からの紹介料で運営) |
「コンサル未経験82%」が意味すること
MyVisionの公式サイトが掲げる数値のなかで、最も実態を表しているのが利用者の82%がコンサル未経験という構成比です。これは、このエージェントがファーム間の移籍支援ではなく、事業会社からコンサルへの参入支援を主軸にしていることを示します。
コンサルティングファームは近年、DX関連の案件増加を背景に採用を拡大しており、未経験者の受け入れ枠が広がってきました。とはいえ選考はケース面接など独特の形式で行われるため、対策の有無が結果を左右します。未経験者中心のエージェントは、この選考対策のノウハウが蓄積されやすい構造にあります。
公式が掲げる「コンサル業界転職支援実績No.1」には、厚生労働省の人材サービス総合サイトを出典とし、2025年度(2025年4月〜2026年3月)のコンサル特化エージェント比較という条件が明記されています。No.1表記に条件と出典を付す姿勢は、この業界では比較的丁寧な部類です。
会計人がコンサルを目指す場合の現実
公認会計士・税理士・経理経験者がコンサルへ移る道筋は、実際に存在します。ただし入口は限られます。
FAS(財務アドバイザリー)
M&Aのデューデリジェンス、バリュエーション。会計知識が直接活きる最短ルート
会計・財務コンサル
決算早期化、連結業務改善、IFRS導入支援など
リスク・内部統制コンサル
J-SOX対応、内部監査高度化
総合系ファームの経営管理領域
管理会計・経営管理基盤の構築
一方で、戦略コンサルへの転換は会計士でも容易ではありません。求められる思考様式が監査・税務とは異なるためです。「会計士だからコンサルに行ける」ではなく、「会計士の専門性が活きる領域はどこか」を見極めることが現実的な出発点になります。
なお、MyVisionは会計特化の姉妹サービス「ツインプロ」も運営しています。会計領域を軸にしたいなら、そちらが窓口になります。
利用者の中心は20代後半〜30代前半
公式サイトも「MyVision利用者の9割の方は20代後半から30代前半」と記載しており、実質的には20代後半〜30代が中心のサービスです。年齢の上限など具体的な線引きは公表されていないため、30代後半以降の方は登録前に公式サイトでご確認ください。
向いている人・対象外になりうる人
公式サイトに記載されている内容から整理します。サービスの対象範囲は各社が定めており、公表されていない条件が設けられている場合もあります。登録の前に、必ず公式サイトで最新の情報をご確認ください。
向いている人
- 20代後半〜30代で、事業会社からコンサルへの転身を検討している方
- 公認会計士・USCPAで、FAS・財務アドバイザリー領域に関心がある方
- 経理・経営企画の経験を活かして経営管理系のコンサルを目指す方
- ケース面接など独特の選考対策を重視したい未経験者
- 年収アップを明確な目的として転職を考えている方
対象外・注意が必要な人
- 30代後半以降の方(公式サイトは利用者の9割が20代後半〜30代前半としており、紹介を受けられる求人が限られる可能性があります)
- 会計・税務の専門性を軸にキャリアを積みたい方(同社の会計特化サービス「ツインプロ」が該当窓口です)
- 会計事務所・税理士法人業界内での転職を考えている方(領域が異なります)
- 首都圏以外での勤務を強く希望する方(求人の勤務地は東京中心です)
- 長時間労働を避けたい方(コンサルは繁忙期の負荷が高い業界であることを前提に検討が必要です)
会計人の目線での評価
MyVisionの位置づけは「未経験からコンサルへ渡るための専門エージェント」です。ファーム間移籍が主戦場のエージェントとは対象者が異なり、選考対策の設計もそれに合わせて作られていると考えられます。
会計人にとっての実務的な注意点を挙げると、コンサルは会計士のキャリアの「上位互換」ではありません。年収は上がる可能性が高い一方、働き方の負荷、求められるスキルの種類、キャリアの積み上がり方がまったく異なります。監査法人での経験がそのまま評価される領域(FAS等)と、ほぼゼロから学び直す領域(戦略系)では、入社後の景色が大きく違います。
この点を踏まえると、面談では「自分の会計スキルがどの領域でどう評価されるか」を具体的に確認することが最も価値のある使い方になります。
まとめ
MyVisionは、20代後半〜30代でコンサル業界への転身を目指す方に向いたエージェントです。利用者の8割超が未経験という構成から、選考対策のノウハウが期待できます。対象年齢の具体的な線引きは公表されていないため登録前に公式サイトで確認を。会計専門性を軸にしたい方は姉妹サービスのツインプロが適します。
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